◆追悼のことば◆

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追悼の言葉

本日ここに在日韓民族無縁の霊慰霊祭が執り行われることに当たりまして謹んで追悼の言葉を申し上げます。平成12年に高麗の郷、聖天院の境内に在日韓民族無縁の霊碑が建立され9月5日を慰霊の日と定め早や5周年となりました。
20世紀の日韓の不幸な歴史の狭間で亡くなられ、日本全土に散らばる多くの在日韓国、朝鮮人の無縁佛を祀り苦難に生きた同胞を慰霊するために長瀞に在住されている在日1世尹炳道さんの発願と篤志により、ここに在日同胞の聖地が生れたのであります。20世紀の不幸を浄化する意味において在日同胞の慰霊碑が建立され祖霊の供養が出来ますことは、今を生きる我々に大きな道標を与えて下さいました。
そしてこれまで聖天院様には清掃や草取りなど、物心両面から霊域の環境を整備、保全して聖地を守り育んで下さいました。また慰霊の祈りを捧げて下さった我が同胞や日本の心ある人々のおかげであります。皆様の温かい祈りの心に感謝申し上げます。
祖国を離れ、異国の地で生涯を終えた人々は数知れません。歴史の中で犠牲になられた在日同胞達の霊を供養し、在日同胞の苦闘の歴史と事実が風化し埋没しないように祈ることの大事さを噛み締めています。
私達は歴史の傷みを共有し、過去の史実を子々孫々に語り継いでいこうという願いから今年の春に霊碑を守る会を結成致しました。良き兄弟として、争わず信じあう良きパートナーとして善隣友好の絆を深めていこう、人類の平安と幸せのために寄与、貢献し豊かな社会、世界を創造しようという信念がそこにはあります。
御霊を忘れずに思い出すこと、そして感謝を捧げる心で、敬意を表し花と歌を捧げ諸霊がとこしえに安らかなる事を祈ります。
来年は日韓友情年、韓日修交40周年です。終戦、そして光復60周年の年です。私達は、この霊碑に込められた善意と、霊碑を守る会の趣旨を守って一層の友好親善に尽くし、両国の発展に努力することを誓い追悼の言葉と致します。

平成16年9月5日
在日韓民族無縁の霊碑を守る会
当番 河正雄

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